コラム

中村天風の絶対積極に学ぶ。メンタルタフネスになる、ポジティブ思考になる7つの言葉

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[出展]公益財団法人 天風会

ホワイトベアー株式会社 代表の横尾と申します。弊社はSEO対策のサービスを提供している会社です。今回はSEOの情報とはまったく関係ありませんが、私の尊敬する哲人について語りたいと思います。

この写真に写る「中村天風(なかむら てんぷう)」という偉人をご存知でしょうか?
すでに亡くなってから半世紀以上が経ちますのでご存知ない方も多いと思いますが、天風は昭和の最後の哲人と呼ばれた人なのです。

政財界の多くの著名人も天風に師事しており、あの松下幸之助、稲盛和夫、永守重信など日本を代表する大経営者も天風から多くの影響を受けたと言われています。

ブレイク中のテニスの松岡修造さんも中村天風の本をたくさん読んで影響を受けたという事ですよ。

私も仕事やプライベートで悩んだときやストレスがたまったときなどに中村天風の言葉を思い出すようにしています。そうするとポジティブ思考になれるんです。

今回はそんな中村天風の言葉をご紹介します。メンタルタフネスを目標にするビジネスマンの方には、ぜひ天風哲学の一端に触れてもらえればと思います。



中村天風とは

中村天風の生涯は簡単に文章にまとめることが出来ないほど波瀾万丈です。

若いころに様々な勉学と経験を積んで、それから精神・肉体の修行を重ねて、中年期からは独自の思想活動をおこないました。

中村天風は1876年(明治9年)に東京北区王子で生まれ福岡県の柳川市で育ちました。文武に優れた早熟な秀才で気性が激しかったためか幼い頃から数々の武勇伝を残しています。そして、国家主義者・実業家の玄洋社の頭山満に預けられ、そこでも頭角を現し頭山の紹介で帝国陸軍の諜報員となって満州で活躍します。

日露戦争後は結核を患いながらも、病気によって弱った心を強くするという目的を持ってアメリカ、イギリス、フランス、ドイツに渡り勉強を重ねます。しかし、そこでは答えが見つかりませんが、帰国の船で乗り合わせたインドのヨガの聖人カリアッパ師との出会いが人生を変えます。ヒマラヤにて2年半の修行をおこない、そこで結核も治癒して悟りを開きました。

帰国後は、通信社の記者を経て、実業界に転身するも、その後は心身統一法を説き天風会を設立し、政財界の大物たちから一般人までが多数入会し天風に教えを請いました。そして、多くの人から惜しまれつつも1968年(昭和43年)12月1日に92歳でこの世を去りました。
[引用元]https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%A4%A9%E9%A2%A8

中村天風の絶対積極という教え

中村天風は、1940年に「統一哲医学会」(その後は天風会に改称)という組織を創設し、そこで、たくさんの教えや言葉を残しています。

ちなみに天風会は宗教組織ではありません。天風は「宗教と天風哲学」について以下のように述べています。

死んでから後のことまで考えようとするのは宗教なんだ。天風哲学は死んだ後のことなんか考えやしないもん。…現在ただ生きているこの人生というものを考えていくということが私の主義であり、主張であるんだから。

私もいくつかの天風の出版物を通して天風哲学の一端に触れましたが、凡人である私はその教えをろくに実践できていません。しかし、これだけは身につけようと自分に言い聞かせているのが「絶対積極」という考え方です。

人間として生まれてきたからには「積極的に生きようではないか」、苦しいことがあったからと言って「下を向かずに前を向くべき」というもので、人生を好転させるのは自分の心の持ちよう次第であるというポジティブ思考の教えです。

中村天風7つの言葉

天風の言葉は、ズシンと心に響く言葉ばかりです。また、その独特な言い回しが何とも味わいがあります。

そんな、たくさんの天風語録の中から“絶対積極”な7つの言葉を選んでみました。

1.人間だけが笑える

笑顔を失うと、命の資本ともいうべき健康もみるみる破壊されますし、また、運命とて同様に、とかく阻まれがちとなってしまうんですよ。
西洋の諺にも「和やかな笑顔の漂うところに、運命の女神はその慈愛の手を差しのべる」というのがあります。
いったい何のために、人間だけが笑えるようにできているのかということを、厳粛に考えなきゃだめですぜ。
あなた方、考えたことあるかい?




2.不運だと思えば不運になる

あなた方の心のなかの考え方や思い方が、あなたたちを現在あるがごときあなた方にしているのであります。だから、俺は体が弱いと思ってリゃ体が弱い。俺は長生きできないと思ったら長生きできない。俺は一生不運だと思えば不運だ。
自分の念願や宿願、やさしく言えば、思うことや考えることがかなう、かなわないということは、それが外にあるんじゃないよ。あなたたちの命に与えられている心の思いよう、考え方というもののなかにあるんだよ。

3.運命について

運命には二種類ある。天命と宿命である。天命は絶対で、宿命は相対的である。
どうにも仕様のない運命を天命といい、人間の力で打ち開くことのできるものを宿命という。女が女に生まれ、男が男に生まれたのは天命である。現代に生まれたのも天命であり、どうすることもできない。
ところが今の人は、打ち開くことのできる宿命にぶつかったときでも、それを天命という。自分の努力が足らないことは棚に上げ、どうにも仕様がないという。 

4.暗かったら窓を開けろ

あなた方ねぇ、苦労したり、悩んだり、人を憎んだり、怖れたり、悲しんでいるとき、気持ちいいですか。あんな嫌な気持ちなかろう。その嫌な気持をなぜ心にさせるんだ。喜ばしてやれ。しじゅう楽しく考えさせてやれ。それが心に対するあなた方の義務だぜ。
暗い方面から、嫌な方面から人生を考えりゃあ、世の中に明るさ、何にもないわ。暗かったら窓を開けろ。光がさしてくる。

5.絶対的積極

心がその対象なり相手というものに、決してとらわれていない状態、これが絶対的な気持ちというんだよ。何ものにもとらわれていない、心に雑念とか妄念とか、あるいは感情的ないろいろの恐れとか、そういったものが一切ない状態。けっして張りあおうとか、対抗しようとか、打ち負かそうとか、負けまいといったような、そういう気持ちでない、もう一段高いところにある気持ち、境地、これが絶対的な積極なんですぜ。

6.本当に安心できる人生

せっかく縁あってこの人生に生まれたならば、そりゃもう飽きることはなかろうけれども、飽きるほど生きてるほうが得だぜ。
そして、病が生じようが、運命が悪くなろうが、本当に安心のできる人生に生きるということが当面の急なんだから。いくら長生きができても、本当に安心できない人生に生きてたんじゃ、三文の値打ちもないだろ。

7.年齢に惑わされない

知ってるかい?自分の人生を軽く見る人に限って、自分の年齢というものをやたらと重大に考える。おかしいんだよ。命を軽く考えるやつに限ってからに年齢を重く考えて、俺も幾つ幾つだから…と言う。
その幾つ幾つならどうなんだ、一体!
何遍も言っているとおり、どうせ人間生まれた以上は一遍は死ぬんだ。しかし死んでいない以上は生きているんだ。生きている以上は有意義に生きなきゃだめだよ。幾つになろうとも、自己を向上せしめるっていう意欲を失ってはいけませんぜ。
それには自分を見捨てないことです。

中村天風一日一話

いかがでしたか?

中村天風の言葉の後には、私の無駄な解説などは不要だと思います。もし、ご興味を持たれた方は直にその言葉に触れてみてはいかがでしょうか?

中村天風には多数の著書があります。私も何冊かの本を読みましたが、「中村天風一日一話(公益財団法人天風会)」という本が一日一話形式でまとめられておりお勧めです。忙しいときでもパッとページを開いて、そこに書かれていることをさっと読むだけでもポジティブ(積極的)な気持ちになれます。

今回はこの本の中から天風の7つの言葉を紹介させて頂きました。

中村天風一日一話

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。




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