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コンテキストSEOの時代がやってきた。ユーザーの文脈、背景を考えてコンテンツ作ってますか?

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コンテンツマーケティングの重要な要素として、“コンテキスト”という言葉が最近よく聞かれるようになりました。

コンテキストとは、ユーザーの文脈や背景を指しますが、SEOで考えると、あるキーワードに対して、それを検索するユーザーの状況や欲求に合わせた最適なコンテンツを用意するということです。あえて言うと「コンテキストSEO」ということになりますが、ここでは、コンテキストとSEOの考え方を簡単に解説していきたいと思います。



コンテキストの時代

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昨年、「コンテキストの時代」という本が日本でも出版され話題となりました。読まれた方も多いと思いますが、“次世代ではモバイルやGoogleグラスのようなウェアラブルの普及により、ユーザーの「文脈」、「前後の事情」、「背景」などコンテキストを踏まえたネット情報サービスが加速する“というものです。

モバイル、ソーシャルネットワーク、センサー、位置情報、ビッグデータを「5つのフォース」として、これらの発展とコンテキストによりネット業界、テクノロジー業界は大きく変わるということが書かれています。

すでに、Google、アップル、Facebookなど先進企業や米国のITベンチャーは本格的に取り組んでいるという事です。近未来のネットビジネスを考えた時に、ウェアラブルは非常に重要なテーマだと思いますが、現在を生きる私たちSEOに関わる人間としては、気になるのはコンテキストとGoogleエンジンの動向です。

実際に、SEOにおいてはコンテキストが重視(最適化)されたWebサイトが高く評価される傾向が顕著になっているためです。

コンテキストとは

コンテキストと聞いて、まだ釈然としない方もいらっしゃると思います。コンテキストは訳すと「文脈」、「背景」、「前後の事情」、「状況」などを指します。コンテキストマーケティングというビジネス用語がありますが、これはユーザーの背景や文脈などをもとに最適な商品やサービスを提供することを意味します。

コンテキストSEOというものを考えた場合、ターゲットキーワードに対して「ユーザーは誰?」、「置かれた状況は?」、「悩みは何?」、「知りたい情報は?」などを推測して、最適なコンテンツを用意するということになります。

Googleエンジンとコンテキスト

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Googleは、ユーザビリティを考慮し検索結果に様々な工夫をしていますが、その一つに、類似したサイトばかりを1位から10位までのランキング内に同時に表示しないというものがあります。

例えば、「脱毛」という検索クエリには、脱毛サービスを提供するエステサロンのホームページとともに、メディアサイト(比較サイト、まとめサイト、口コミサイト、クーポンサイト)などを表示させて多様性とバランスを持たせた検索結果にしています。これは、脱毛というキーワードを検索するユーザーがエステサロンを探しているのか、脱毛器を探しているのか、どの部位を脱毛したいかなど、文脈が判然としないためです。

しかし、これが「脱毛 口コミ」、「脱毛 体験」の場合には、ユーザーエクスペリエンスという文脈から、ユーザー体験型のコンテンツが、検索結果をほぼ占有するようにしています。また、「脱毛 エステ」、「脱毛 サロン」では、ユーザーがエステサロンを探しているという文脈により、エステサロンのホームページやエステサロンをたくさん紹介する比較メディアの表示率を高くしています。

このように、Googleエンジンは、ユーザーの意図、前後、文脈をもとに検索結果を返しています。そして、前述した通りキーワードに対してコンテキスト化されたWebページを上位表示させる傾向がすでに顕著になっているのです。



なぜコンテキストコンテンツが必要なのか

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では、SEOではどのようなコンテキストコンテンツが良いのでしょうか。

繰り返しますが、それは、あるキーワードに対して、「誰が?」、「何の目的で?」、「どのような情報を求めているか?」に応えるコンテンツということになります。

そして、見えないユーザーの心理分析をおこない、背景を推測して、対話するようなイメージでコンテンツを考えていくということが重要になります。
また、自分が検索するユーザーになったつもりで文脈を考察したり、そのキーワードが持つ含意や前後を俯瞰してみたりすることでユーザーのコンテキストというものが見えてくると思います。

あなたのサイトのユーザーコンテキストは?

    • ・ユーザーは誰
    • ・居住地はどこ
    • ・悩みは何なのか
    • ・何が知りたいのか
    • ・何を解決したいのか
    • ・何が不安なのか
    • ・どういう状態か
      Etc

ユーザビリティを考えたコンテンツにする

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また、忘れてはいけないのがコンテンツの品質です。いくらコンテキストをもとに書いた情報でも、単なる一次情報の記述、情報の羅列、他サイトの類似コンテンツになっていては意味がありません。それらは、SEO的にも効果は見込めないでしょう。

あくまでユーザーの立場に立った、「詳しく的確な情報」、「分かりやすい説明」、「オリジナルの情報」が必要です。さらに、ページのレイアウトも視覚的に読みやすくしてあげなくてはなりません。

ユーザビリティやSEO設計を考えたコンテンツ制作に関しては、
弊社のコンテンツSEOのページにも記述していますのでご参照下さい。

コンテキストはソーシャル拡散にも有効

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コンテキストを考えたコンテンツ作りはSEOに効果があるだけではありません。自社サイトのファンを増やすという意味でも有効です。

悩みが解決できるコンテンツ、有益な情報が得られるコンテンツは、ユーザーからの好感度が高くなります。ソーシャル上でもシェアされやすくなりますので、結果的に自社サイトのファンが増える事になります。

また、SEOに話しを戻すと、このようなコンテキストコンテンツ群がソーシャル上で拡散されることでナチュラルリンクが獲得されやすくなります。そのためSEOの外部対策にも有効になるのです。

まとめ

コンテキストという概念は、SEOと共にコンテンツマーケティング全般において、今後ますます重要性が増していくものです。
ご自身のWebサイトのコンテンツがコンテキスト最適化されているか、チェックしてみてはいかがでしょうか。



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