SEO対策をするメリットとデメリットとは? - 第7回ヘビーメタルSEO

第7回ヘビーメタルSEO

こんにちは、メディア事業部ウェブディレクターのコネル飯塚です。

第7回となる、この「ヘビーメタルSEO」ですが、前回の「SEO対策のブラックハットとホワイトハットなSEOとは?」で、Google検索エンジンのガイドラインに沿わない方法で行う「ブラックハットSEO」とガイドラインを遵守しながら行う「ホワイトハットSEO」について学びました。

ブラックハットSEOの代表的な手法である有料リンクを使用しないことだけが、ホワイトハットSEOではないということ。
検索エンジンの評価や順位を上げるためには、ユーザーにとって有益な新しい情報を次々に公開することで、アクセス数の増加や自然リンクの獲得のきっかけを作れるということ。
そして総合的にサイト内部・外部の最適化を繰り返し、WEBサイトを良いサイクルに乗せることが大事であると知った。

しかし、SEO初心者で知識ゼロスタートな私にとって「SEO対策を実施すること」のメリットというものがいまいち明確ではなく、理解できていないのです。

「SEO対策なんて、時間をかけてやって、本当に意味あんのかな??」と思ったり。
(この一文が、社長や上司の目に届かないことを祈ってます。。)

ユーザーという王様のような存在に、奴隷のように毎日、有益で喜んでもらえそうなコンテンツを献上し続ける人生を送り続けるのか?SEOをやっている限りただひたすら。。

このような一方的な考えを持ちながら。。

しかしながら、なぜそのような人間がホワイトベアーというSEO会社にいるのかその存在意義は、今は見て見ぬふりをしてください!

なぜなら、「ヘビーメタルSEO」界の重鎮であり、「ヘビーメタル」と「SEO」をこよなく愛し、そのハンパない知識と実力を持ったホワイトベアー社内の人物「ようすけべー」が「SEO対策を実施すること」のメリットを明確に提示して、この私を「SEOなんて意味ないじゃん」的な闇から救ってくれるでしょうから!


SEO対策をするメリットとデメリットとは?

「ようすけべー師匠!助けてください!!」

「なんだ『闇から救い出せ!』的なこのストーリー性を持たせた書き出しは??」

「SEOのメリットがわかりません!『ヘビーメタルSEO』ようすけべー師匠の力で、『SEO無意味説』的な心の闇から、この私を救ってください!」

「オマエはピーチ姫ぐらい他力本願だな!」

(スーパーマリオに例えなくても。。)

「SEO対策を行おうとしても『検索結果上位に表示させるまで時間がかかりそう』『HTMLなど内部対策が難しそう』『充実したコンテンツ作成にはそれ相応の作業量と時間が必要』『本当に成果が出るのか疑問』といった不安があるのではないかな?」

(なに?ようすけべー師匠は私の心まで読めるのか??)

「今回はSEO対策に、どのようなメリットがあるのか?またはデメリットがあるのか?をしっかりと理解しよう!」

(デメリットもあるのか??)

SEOの目的

「インターネットユーザーの多くは、知りたいことや調べたいことについて、大手検索サービスであるGoogleやYahoo!を利用して、求める情報を探している。
SEO対策をすることによって、WEBサイトを検索結果の上位に表示することができれば、無料でサイトへの集客を増やすことが可能となるのDEATH!!
もちろん、バナー広告やアフィリエイト広告、テキスト広告などの広告費を払う必要がないという意味でだが。」

「検索上位に表示することで集客を増やせることは、なんとなくイメージできます!」

「もし自社の商品やサービスがある場合なら、競合他社はどれだけSEOで集客しているのかを把握することも大切だ!業界やビジネスモデルによって違うが、SEOは取り組んだ分だけ集客数を増加させる可能性があるということDEATH!!」

「可能性を秘めているということですね!」

「検索エンジンにWEBサイトを最適化することができれば、検索結果での露出が増えWEBサイトを見てもらう機会が増えることに繋がる。そしてさまざまな検索キーワードからユーザーが訪れるので、中長期的なアクセスの増加が見込めるのDEATH!!
欲しいモノがあるなどの目的を持っていたり、関連の高いキーワードで検索をしているユーザーがアクセスしてくるので、非常に効率が良い集客の方法と言えるのDEATH!!」


SEO対策のメリットとは?

アプローチできるユーザーの範囲を広げられる

「パソコンはもちろん、スマートフォンの普及により検索エンジンの利用者は年々増えているのDEATH!!」

「確かに私も何かしら検索する回数は年々増えています!」

「ユーザーはクリックするサイトを選ぶ時に表示順位を重視したり、また上位表示されているサイトをそのジャンル・カテゴリーの主要なWEBサイトとして認識する傾向がある。
上位表示させることで、今まで知らなかったユーザーに認知してもらうこともできるし、ブランディングとしてサイトの良いイメージを向上させたり、競合他社より優位に立つことも可能なのDEATH!!」

(ぱしかに!!無意識にそう考えてクリックしているかも!ぱしかに!!)

「そしてSEOは潜在層や顕在層のユーザーを取り込むのに効率が良いのDEATH!!
検索ユーザーがサイトにアクセスしてきても費用が発生することはなく、狙っているキーワードで上位表示できれば、売上に直結する集客に繋がるのだ!
仮に売上に直結しない場合でも、認知されるきっかけとなり、接点を持つことで、今後のユーザーの選択肢の1つとなる可能性もあるのDEATH!!」

費用対効果を高める集客ができる

「SEOは継続的にしっかりと行えば費用対効果の高い集客の方法と言えるのだが、ここではリスティング広告(検索連動型広告)と比較しながら説明したいと思う。」

「ネットであちこち見かける広告のことですね!」

「リスティング広告は、広告を出している限り、止めるまで広告費を払い続ける必要がある。しかしSEOは、時間と労力、それに伴う人件費などはかかってくるが、上位表示することができたとして、順位を維持するための広告費はかからない。
アルゴリズムの変動や競合他社の参入、力の入れ方によって順位変動はあるが、SEOはサイトに価値を積み上げていくものなので、作り上げたWEBサイトのコンテンツは長期的にも自社の資産として蓄積することができるのDEATH!!」

「広告費を払い続けるよりも、SEOは費用対効果を高めることが可能ということですね!」

「もちろんリスティング広告は重要な一つの広告手法であり、出稿している期間は広告枠から集客することができる。
しかし広告単価は高騰している傾向にあり、リスティング広告だけに頼る集客はリスクも高く、様々な広告で発生してくる料金として1クリック○円、1か月○円などの広告費と回収後の利益率を考えなければいけないのDEATH!!」

購買意欲が高い検索ユーザーを集客できる

「人が商品を購入する場合を考えてみよう!その商品をどのように知って、興味を持ち、購入するかには一連の流れというものがある!」

「確かに、存在自体を知らないものを買おうとは思いませんからね。」

「消費者の購買行動プロセスとして、近年のインターネットが普及した時代における新しい行動を取り込んだモデルの『AISAS』を例に説明しよう!」

(ASICS(アシックス)なら知ってるけどな。『AISAS』って何??)

「AISASでは、購買行動プロセスとして、以下の5つがある。」

1. Attention(注意)

2. Interest(関心)

3. Search(検索)

4. Action(購買)

5. Share(情報共有)

「このような流れになっておるが、『検索』という行動は、『購買』の直前に位置しているのDEATH!!
これは、『購買』しようと意欲の高い検索ユーザーを集客できるということDEATH!!
商品やサービスをある一定ラインまで『購買』したいと考えているユーザーが多く集まるということは、購入=コンバージョン率(成約率)が高いということDEATH!!」

(コンバージョン!!いい響きだ!オレもコンバージョンしたい!!)

「Attention(注意)やInterest(関心)でいくら広告にお金を使っても、その後の消費者行動で競合他社に顧客を奪われてしまっては意味がないので、このSearch(検索)の段階で顧客をたくさん集客することが大切なのDEATH!!」

SEO対策のデメリットとは?

期間と効果の設定が難しい

「SEO対策を行っても検索エンジンにクロールされて、結果に反映されるまである程度の時間が必要となる。
競合となるサイトもSEO対策をしている場合など、人気のキーワードは特に上位表示することは難しい。
そのような中で、SEOを行なっていくわけだから、短期間で上位表示できる場合もあれば、もう少し時間がかかる場合もある。」

「正確な順位と期間を予想することは難しいということですね」!

「良質なコンテンツを数多く公開したり、長期間の運用をすることで、ビッグキーワードを上位表示させることも不可能ではないが、それ相応に時間と作業が必要となる。
効果の設定も、特定ページの順位で見るのか、単純にアクセス数で見るのか、コンバージョンや売上で見るのか、短期間でどれをもって効果とするのか難しい面もあるのDEATH!!」

費用対効果の計算が難しい

「費用対効果の計算が難しいのは、その指標となる数値が取りにくいことが挙げらる。SEOは基本的に、特定のキーワードを上位表示させることによって、コンバージョンを100%生み出せるというものではない。
キーワードによってだが、大半が検索エンジンから見込み客を中心に集客し、その中からコンバージョンを獲得するという方法論であるためDEATH!!」

「確かに!コンバージョンを100%生み出せる夢のようなキーワードがあったらみんな知りたいですよね!」

「またSEO対策を行ったからと言って必ずしも、コンバージョンや売上が段階的に増えるとは限らない。『アクセスが増加する=コンバージョンや売上が増加する』が正比例ではないからDEATH!!
さらにSEO対策以外にも売上をアップさせる施策をしていることがほとんどだと思われる。複数の施策を並行して行なっている場合、どの施策の効果によってコンバージョンや売上が伸びているという数値が明確ではないのでDEATH!!」

アルゴリズムや競合に変化がある

「せっかくSEO対策を行っても検索エンジンアルゴリズムのアップデートにより、予想できないことが起こる可能性もある。
そのアルゴリズムの変化によって、順位が上がることもあれば下がることもある。特に順位が下がるということは売上もアクセス数も下がる恐れがある。
そこで、アルゴリズムに最適な対策をするには専門的な知識も必要になってくるのDEATH!!」

「そのために、このホワイトベアーのような専門的知識を持っているSEO会社やようすけべー師匠が必要となってくるのでしょうね!」

「また競合他社がSEO対策の強化をしたり、新規参入があったりと検索結果に変化があるのDEATH!!
それらに備えて常にSEO対策を継続し、最新の状態にしておく必要も出てくるだろう。」

「ということは常に最新のSEO知識を私も学んでいかなければいけませんね!」

まとめ

「ということで、SEO対策の目的をしっかり持ち、メリットとデメリットを理解したうえ、時間や手間、それにかかる人件費と効果など、総合的に考えてSEOに取り組むようにしてくれ\m/」

「出だしでは他力本願なピーチ姫と言われましたが、本日教わったSEOのメリットで進むべき目的が少し見えてきました!」

「そうか!実際にSEO対策は非常に効率が良い集客手法なのDEATH!!」

「本日はようすけべー師匠有難うございました。ではまた次回よろしくお願いいたします。」

「STAY METAL!!!」


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高校の卒業アルバムの「みんな一言」の欄に、安易につまらないことを書き残してしまいました。言葉は本当に難しいです。気を付けます、特にここは真面目な会社なので。