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成果報酬型SEOを採用する5つのリスク。格安SEO業者に丸投げすると危険がいっぱい

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outcome reward seo risk

弊社には、毎日いろいろな業種・業界のWeb担当者の方からSEOのご相談がありますが、今でも成果報酬型のSEOサービスを希望される企業様があります。(残念ながら提供していません)

確かに成果報酬は合理的な料金システムです。

発注者である企業としては成果に対して費用を払えばいいのでリスクが少ないと思われる気持ちもよく分かります。また、数年前まで多くのSEO業者が成果報酬型サービスを提供していた時期もありましたのでその影響もあるかと思います。

しかし、現在においては成果報酬型SEOには多くのリスクが潜んでいるということを発注する企業も理解しておかなくてはならないと考えます。

今回は、この成果報酬型SEOの問題について解説してみたいと思います。



成果報酬型SEOとは、どんな料金システム?

成果報酬とは、発注者と受注者の間で取り決められた約定(目標)が達成された場合に発注者が受注者に対して対価を支払うという料金システムのことです。(成功報酬も同じ意味です)

成果報酬はSEO業者だけでなく、弁護士、調査会社、アフィリエイト広告など他の業界でも広く導入されている料金システムです。

この料金システムでは、契約キーワードが10位以内にランクインした日数×日割り料金で毎月の請求額が決まるというケースが一般的で多く見られます。

成果報酬型SEO業者のビジネスモデル

成果報酬型のSEO業者のビジネスモデルは、契約したキーワードを契約順位内にランクインさせることです。それもできるだけ早くランクインさせることがミッションです。(ランクインしないとお金になりません)

業者としては契約期間中にランクインできないとお客さんから解約される可能性が高くなります。そのため、順位の上昇を急ぐために業者は性急な自作自演の被リンク対策をおこなうことになります。

このような自演のSEO対策でランクインするしないは丁半博打のようなものです。ですので業者はランクインしないリスクも想定しSEOコストを徹底的に抑えます。

そこで業者は低品質なサテライトサイトを量産し、そこに大量の被リンクを貼ることがおこなわれるのです。

成果報酬型SEOの5つの問題点

problem

成果報酬型という合理的な料金システムなら発注者、受注者ともにwin winとなり双方が納得できるはずですが、実は問題が潜んでいます。5つの問題点を解説します。

1.サイト全体の内部最適化が不足

成果報酬型SEOでは、契約キーワードがランクインすればそれでOKです。そのため業者は該当するページに対して最低限のサイト内部最適化しか提案しないことがほとんどです。(中にはサイト内部最適化をまったく提案しない業者もあるようです…)

そのため、仮に契約キーワードが一時的にランクインできたとしても、その他のキーワードやページは内部施策が不十分ですので検索順位が上がらないケースがほとんどです。

つまり検索エンジンからのアクセス総数が増えません。

2.機会損失となるリスク

成果報酬型SEOの場合、発注者にとっては「ランクインしなければ報酬が発生しないのでリスクが少ない」と安易に考えてしまいがちです。

しかし、契約期間中にキーワードがランクインせずに検索アクセスが増えなければ、その契約期間中はサイトからの収益も増えないことになります。

いわゆる「機会損失」となる可能性が高くなります。

3.キーワード変更ができないリスク

契約したSEOキーワードがランクインしたけど思いのほか「成約につながらない」、「アクセスが少ない」という場合があります。

しかし、成果報酬型では契約期間中のキーワード変更はできない業者がほとんどです。

そうなると費用対効果が見合わずに赤字を垂れ流し続ける可能性が出てきます。



4.初期費用だけ取って何もしないSEO業者

初期費用や着手金と称して最初に費用を貰って、その後はSEO対策らしいことはほとんど何もしない業者があるという話しを聞いたことがあります。

こうなると成功報酬のリスクうんぬんの話しどころではありません。このような会社はSEO業者とは呼べませんし詐欺的な手口と言っていいでしょう。

SEO業者を騙る悪質業者もごく一部存在するということを忘れてはいけません。

5.Googleペナルティという最大のリスク

成果報酬型SEOで最もリスクが大きいのがGoogleペナルティの問題です。

前述のように成果報酬型SEO業者のほとんどが自作自演の被リンク対策をおこないます。そして契約キーワードの検索順位を上げるために指定URLにたくさんのリンクが貼られます。この自演行為を今のGoogleは見逃しません。

「質の高い被リンクを用意するのでリスクがない」とうたっている業者もありますが、現在のSEOでは自作自演の被リンク対策自体が大きなリスクとなります。(これは成果報酬型に限らずSEO手法の問題)

一時的に順位が上がったとしてもGoogleからの「手動警告」、「ペンギンアップデート」などの急激な順位ダウンやペナルティのリスクが常に隣合わせです。

一度ペナルティを受けたら解除できるまでに相応の時間とコストがかかります。被リンク数が多い場合などはGoogleペナルティ解除の専門業者に依頼しないと解除できないケースもあります。また、仮に解除できたとしても順位がすぐに回復するわけではありません。

ひと昔前と違ってGoogleのスパム対策アルゴリズムは高度化していますので、リスクが高い外部対策(被リンク対策)はお勧めできません。

SEOは楽して順位が上がる時代はすでに終わっている

SEO対策は、業者任せで被リンク対策のみでOKという楽して検索順位が上がったというのはひと昔前の話しです。

Googleアルゴリズムが進化している中で、SEOに奇策はありません。

正しいSEOと業者の選択

これからのSEO対策では「ユーザーの利便性に役立つ独自コンテンツをつくる」、「Google準拠のサイト内部の最適化」という考えのもとじっくりと時間をかけて“良い家を建てていく”というようなサイト構築が前提になります。

要するにSEO業者に丸投げせずにクライアント側も主体的に取り組んでいくという姿勢が求められるのです。

SEO対策で業者を選択する場合も、パートナーを探す観点で「施策ポリシー」、「技術力」、「施策内容」などを確認し、自社に不足しているリソース、技術力、情報力をカバーしてくれるようなSEO会社を選ぶことが重要ではないでしょうか。

成果報酬型SEO会社の現在

これは余談ですが、ブラックハットな被リンク対策をおこなっていたSEO業者の多くがここ1,2年で廃業しました。そのほとんどが格安成果報酬を売りにしていた業者です。

これらの業者はSEOサービスの本質(サイト内部最適化技術、コンテンツSEO)を顧客に提供するという概念が無く、目先の自社利益ばかりを追いかけお客様への奉仕の精神が欠けていたと言えるのではないでしょうか。

まとめ

成果報酬型SEOという一見合理的に見えるシステムも現在のSEOを考えた場合に大きなリスクが潜んでいることはご理解頂けたかと思います。

「短期間でもいいので早くランクインさせたい」、「売上をすぐに上げる必要がある」などリスクを承知のうえで採用するのであればそれはそれで一つの考え方です。(もちろんお勧めしません)

しかし、これからのSEO業者選びで大切なのはホワイトな手法で「内部対策技術に強い」、「コンテンツSEOの運用実績が豊富」など、トータルなSEO設計ができる会社を選ぶことです。

弊社ではこれらの3つの要素を加味した問題解決型のSEOコンサルティングサービスをご提供しています。SEOでお悩みの企業様は是非ご相談頂けますと幸いです。

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。



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